ZONE B — PRECISION
仕様の難しさが、
実績になる。
仕様は決まった。あとは作れるかどうかです——
OPIE’26でそう感じた方へ。
このページでは、夏目光学の実績と、対応できる仕様の範囲をご紹介します。
Case Studies
難易度の高い仕様ほど、実績があります。
CASE 01
ナノスケールの世界を観る施設が、選んだミラー。
次世代放射光施設「NanoTerasu」は、軟X線領域において国内既存施設の100倍以上の明るさを持ち、物質表面の電子状態をナノメートルレベルで観察できる研究施設です。夏目光学はここに設置される軟X線集光ミラーを納入しました。
軟X線は反射の入射角が極めて狭く、ミラー表面のわずかな凹凸が光の散乱につながります。要求精度はナノメートルレベルで、加えて今回のミラーは50mm×50mm×420mmという大型形状に特殊な金コーティングが必要でした。サイズが大きくなるほど、精度を保つことの難易度は上がります。
夏目光学は2012年から東京大学先端科学技術研究センターと連携してX線光学素子の研究開発を続けています。SPring-8への納入実績を重ねながら技術を高精度化し、NanoTerasuへの採用につながりました。設計から製造まで社内で完結しているからこそ、前例のない仕様にも応えられます。
CASE 02
半導体製造装置の光学部品を、半世紀。
DUV対応
安定供給
半導体露光装置の進化は、光学部品にとって「加工限界」との戦いの歴史でもあります。i線からKrF、ArF、そしてEUVへ。光の波長が短くなることは、レンズやミラーに許される粗さやうねりが原子レベルの精度へと追い込まれることを意味します。この領域では、標準的な加工プロセスは通用しません。
夏目光学は1980年代から、UV溶融石英やCaF₂といった短波長対応素材と向き合ってきました。シリンドリカルレンズ・アキシコンレンズ・フライアイレンズ・コンデンサーレンズなど、素材ごとに異なる特性に対応しながら、装置が求める仕様を形にしてきました。「どこも受けてくれない」「仕様が過酷すぎて正解がわからない」。そういう相談に、半世紀向き合ってきました。
CASE 03
光学素子ではない形状を、光学精度で磨く。
異形状加工
高耐圧・高耐久
エンジン内部の燃焼状態、流体の挙動——そうした現象を観察するには、金属製の機械部品をそのまま透明な素材で再現する必要があります。光を通しながら、実際の使用環境に近い強度と精度を保つ部品です。
他社が樹脂の金型成型で対応するところを、夏目光学はガラス・石英から削り出します。精度と強度が変わり、実験結果の信頼性が上がります。加えて、透明部品を通過する光の屈折を打ち消すカウンターレンズを設計することで、内部の像を正確に投影できます。
光学素子ではない形状の依頼に、研磨技術と光学設計の両方で応えた例です。設計から製造まで社内で完結しているからこそ、「どこに頼めばいいかわからない」という相談を受け止められます。
What We Handle
たとえば、こんな仕様。
仕様が難しいほど、むしろご相談ください。
CONTACT
図面をお持ちの方は、
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仕様書・図面の段階でもご相談いただけます。「作れるかどうかわからない」という状態でもかまいません。波長・素材・精度・形状など、わかる範囲でお知らせいただければ、設計の視点からお答えします。