BEAM SHAPING-1
ビーム分布/形状を変化させることで、各種用途に応じた活用方法を見出すことができます。 ここではマルチモードファイバを用いたビームシェイピングの例を紹介します。
①ファイバー端面の投影
[光の均一化]記事の②と原理は同じで、ファイバー出射端面の像をレンズを使って転写します。
このレンズの倍率は1倍なので、集光点ではファイバー径φ200umと同じサイズφ200umのスポット像を形成しています。
ファイバーから出る光をレンズで絞るというよりは、ファイバ端面像の転写で考えるほうが解りやすいです。
この光学系を基本形として、いくつかのパターンを紹介します。
②倍率を変化させる
ファイバー端から集光点までの距離を維持したまま、レンズの倍率を2倍にしました。
ファイバ端面φ200umを2倍にしたφ400umのスポット像に変わりました。
倍率0.5倍の光学系です。スポットサイズは半分になりました。縮小投影をする場合、基本的にワーキングディスタンス(WD)は短くなる傾向にあります。
如何でしたか?
ご希望の仕様・価格をご提示頂ければ、最適な光学系を提案致します。
ビーム成形のことでお悩みのことがありましたら、是非ともご相談ください。