光は、電磁波と呼ばれるエネルギーの一種です。光の波長とは、光が波の形で伝わるときに、一つの波がどれくらいの長さを持っているかを表すものです。
例えば、赤いレーザーと緑色のレーザーでは、赤い方が波長が長く、緑色の方が波長が短いです。
太陽の光は、赤、橙、黄、緑、青、紫の光を含んでいます。このうち、赤い光の波長は約700ナノメートル、紫の光の波長は約400ナノメートルです。
また、可視光以外の波長には以下のようなものがあります。
- 紫外線
可視光よりも波長が短く、約400nm以下の波長を持ちます。微細加工のほか、殺菌・消毒や、偽造防止インクなどにも利用されます。 - 赤外線
可視光よりも波長が長く、約700nmから1mm程度の波長を持ちます。夜間の暗視カメラやリモコン、温熱カメラなどの技術に利用されます。 - X線
可視光よりも波長が短く、約0.01nmから10nm程度の波長を持ちます。医療用途や分析などで利用されます。