偏光は、光の振動方向が一定の平面に限られているものです。偏光には、直線偏光、円偏光、楕円偏光の3種類があります。
直線偏光は、振動方向が一直線上に限られているものです。円偏光は、振動方向が円を描くものです。楕円偏光は、振動方向が楕円を描くものです。
これらの偏光は、直交する2つの直線偏光を合成したものと考えることができます。合成するときに電場や磁場の大きさや位相差によって、どんな偏光になるかが決まります。
偏光は、日常生活でも多くの場面で見られます。例えば、サングラスは偏光フィルターを使って、光の偏光を調整することで、まぶしさを軽減したり、反射光を低減することができます。
また、液晶ディスプレイや液晶テレビの画面も、偏光板を使って光を調整しています。